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【社長メッセージ】メタジェン設立8周年!

株式会社メタジェン 
代表取締役社長CEO・CGDO 福田 真嗣

本日2023年3月18日に株式会社メタジェンは設立8周年を迎えました。
この一年も、パートナー企業の皆さまをはじめ、事業連携を共にする研究機関の皆さま、そして、いつも温かくご指導・激励を下さる各領域の専門家・顧問の皆様には、多大なるお力添えを賜りました。ご関係いただいた全ての方々に感謝を申し上げます。

世界に未曾有の災害をもたらした新型コロナウイルス感染症は、この春から5類感染症に移行する方針が発表され、いよいよ「アフターコロナ」としての生活が始まります。これにより、3年の間に一変した人々の生活様式や消費購買行動、健康に対する意識、さらには人生観に至るまで、人々の様々な期待と不安が並走しながら移り変わっていくことと思います。

昨年の設立7周年メッセージでも述べましたように、人生を通して、私たち人類に被害をもたらす現象は今後も現れます。そのような局面で重要になるのは、感染症のみならず様々な環境変化に極力左右されず、それらと「共生」する力、すなわち、自分の状態を保つ力です。
人類の健康状態を司るともいえる腸内細菌叢に関する研究は日進月歩で進んでおり、腸内環境に関する研究論文の年間報告数はこの10年で6倍にもなりました。当社もパートナー企業様と共に、この一年で様々な研究成果を生み出してきました。携わった研究者らの思いを、生活者や社会へとつなげることが、私たちの使命と考えています。

腸活等の言葉がメディアを通じて広まり、多くの生活者が「腸内環境が整っていると良い」ということを認識し始めているように思えます。しかし、私たちはそこに留まらず、腸内環境を適切にデザインすることで「全ての人が自分をコントロールする力を身につけ、ありたい自分でいられる」ことを目指しています。これはヘルスケアの観点のみならず、ウェルネス、ウェルビーイングの観点から考えても、腸内デザイン®を一日も早く社会に実装していくことが重要と考えています。当社が運営する腸内デザイン共創プロジェクトを通じた活動をはじめ、様々な企業・機関と連携しながら、腸内環境に対する社会の理解をさらに一歩前進させていきたいと考えています。

私たちは、創立10周年となる2025年を目途に「腸内環境に基づく層別化ヘルスケア製品・サービス」を市場に10件投入することを目指しています。それらを推進するにあたり、昨年は、当社が先陣を切って「腸内環境タイプを考慮した減量支援プログラム(MGダイエットサポート)」をローンチするとともに、個々人の腸内環境を考慮した企業の商品開発を支援するサービスとして「腸内環境タイプ別ビジネスコンサルティング」をリリースし、社会実装に向けて歩みをすすめています。

引き続き当社は、腸内デザイン®の市場を切り拓き、腸内細菌叢を活用した医療・創薬事業を行うメタジェンセラピューティクス社、アジアでの腸内環境に関する研究開発事業を行うメタジェンシンガポール社と共に、メタジェングループ一丸となって「最先端科学で病気ゼロを実現する」というビジョン達成に向け全力で取り組んでいきます。引き続きご支援をどうぞよろしくお願い致します。

2023年3月18日
株式会社メタジェン
代表取締役社長CEO・CGDO
福田真嗣